あらゆる波に乗るためのblog

tofubeats待望の4thアルバム「RUN」レビュー!! ふめつのこころでどこへ向かうのか。

2019/01/17
 
この記事を書いている人 - WRITER -
らい
地味にサラリーマンしながら、たまにアイドルに曲提供したりしてる人。 毎日つまらなくなってきたのでblogを始める。

tofubeatsのキャリア5作目、メジャー4作目のアルバム「RUN」を聴いた!

こんにちは!そして初めまして!らいと申します。

今後、このブログで私と同じ様な人が得すること、ワクドキすることを情報を発信していきたいと思う。
私のことについてはプロフィールページ作る予定なので少々お待ちを。(出来ました)
簡単に言うと、バンドマン崩れDTMerである。汗

初記事はtofubeatsの新作のレビュー!

私自身、基本一人で曲を作っているので、彼のことはリスペクトしまくっている。

過去作も好きだが、今作は何か毛色が少し違う。
とにかく「一人」や「孤独」を感じるアルバムなのだ。内省的と言ってもよい。
そういった私のネクラセンサーがビンビンに反応!ついには、ブログを書くに至ったのである。

本作には内省的な作品がもつエモーションや言葉が今まで以上に詰まっている。

そこにあるのは紛れもなくtofubeatsの音だが、今までのtofubeats楽曲に無かったものを獲得している。

そもそもの構造自体が変わった感すらある。
今まで彼の作品に興味がなかった人にこそ是非聴いてほしい。

tofubeatsが内省的?

信じられない人もいるかもしれない。

しかしそもそもtofubeatsといアーティストは、底抜けにアッパーなアーティストではない。
ジャンル的にも、ヒット曲的にもそこは一般的には誤解されている部分がある。

初期のヒット曲を見ても、一聴するとあくまでアッパーな曲が多いが、内に潜んだ陰の部分が必ずある。
もしかしたら、今まではそれを隠したりユーモアで誤魔化していたのかもしれない。
しかし本作は恥ずかしげもなく、陰の部分をさらけ出している。
もっというと前作からその兆候はあった。私のお気に入りの曲「SHOPPINGMALL」あたりから。

この辺りで彼の中でターニングポイントがあったのだと想像する。

開き直ったのか、状況がそうさせたのかわからないが、自身の芯を食った表現というのは強い。
内省的な作品だからこそ持つ魅力に溢れている。

本当の意味でのソロ作品

本作はアルバムとしては初めてフューチャリングなど無しで、歌唱も含めてtofubeats自身が完全に一人で作りあげた完全なるソロ作品。(マスタリングは除く)

今までは様々なゲストがセールスポイントであったが、今作は一人で作りあげたことで非常にパーソナルな作品となって、そこが過去作との大きな違いとなって作用している。

本人よると、「RIVER」等で、成り行き上自身が歌うことになったので、今回は一人で行こうと悟ったらしい。

一人と割り切った事で内面に深く潜れたのだろう。
独白ともとれる素晴らしい言葉と、それを彩る音に溢れている。

しかし過去作のリード曲「ディスコの神様」や「Don’t stop the music」などのフィーリングを期待して聴くと、少々面食らうかもしれない。先行曲の「ふめつのこころ」を除いては、いわゆる世間のイメージとしてのtofubeats的な曲は無いと言っていい。(「ふめつのこころ」もそこまでアッパーでは無いが)

しかし、だからと言って再生ボタンをタップする手を止めないでほしい。今まで以上にあなたのお気に入りの作品になる可能性を秘めているから。

アルバムを貫く孤独感

本作を通して強く感じたのは、強い孤独と絶望。しかしそれがアルバムの背骨を作っていて、一貫性を持たせアルバムとしての説得力がある。
出色は音楽家としての決意めいた「RUN」やモノローグ的な「DEAD WAX」。

これらの曲は、パーソナルでややダークでありながらも曲としては開かれている。

例えるなら、椎名林檎において言えば2作目「勝訴ストリップ」。
Nirvanaなら「IN UTERO」、GREENDAYなら「Insomniac」等々、枚挙にいとまがない。
(例えが90年代。汗)
一度、ある程度ブレイクを果たしたミュージシャンによくある内に向かった作品である。

それが良い方に作用している場合と悪い場合があるが、本作は完全に前者だ。
前述したとおり、前作「FANTASYCLUB」からその時期を少しずつ迎えていた感があるが、その色が濃くなり更に振り切れた。

(彼に何があったのか?元々オタク出身で陽性の耀きとは言い難かった彼の人物像。それでも陽気な要素が少しはあったが、最近の彼はむしろ悲壮感すら感じる。彼が作っているトラックメイキング動画HARDOFF BEATSやお宅訪問動画Mcgaffinをみると、元気そうなので逆に安心する。)

大多数を狙った作品より、個人の想いが詰まった曲の方が同じ誰かに強烈に届くことがある。その典型ではないか。

それは1曲目のリードチューン「RUN」からも明らかである。

「こんなにたくさんいるのに 、たった一人走るとき」

染みる。刺さる。こんなすごい詞が書けたとは。

アルバムを通して聴きやすい!

アッパーな曲で始まり、後半静かめな曲で終わって行く。
途中のインストの部分を含め完璧な流れ!

「NEWTOWN」以降がレコードで言うB面を意識したそうだ。
スムーズな流れのせいで、何度もリピートしたくなる。

終わりに。

とにかく1周聴いて欲しい。

刺さる言葉にヤられて、トラックに踊らされ、スムーズな流れに思わずリピートしてしまうだろう。

また、個人的にはにSTUTSなどのhiphopをベースにしてきた人のポップソングや開かれた曲がとても好きだ。
今、まさにホットなヒップホップ的センスと日本的な歌謡の要素がいい塩梅で融合しているものが日本の音楽的素養をすこし上昇させてくれるのではないか。
そういった意味でも、tofubeatsはその系譜の第一人者ではないか。

是非tofubeatsの遺伝子が拡散されて、色々な音楽に興味を持つ人が増えてほしいなと。

そこからそういったハイブリッドなアーティストが増えてほしいなと思う。

この記事を書いている人 - WRITER -
らい
地味にサラリーマンしながら、たまにアイドルに曲提供したりしてる人。 毎日つまらなくなってきたのでblogを始める。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© Ride the Wavve , 2018 All Rights Reserved.