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ハイスタ映画「sounds like shit」感想。心が病んでいる人にこそ観て欲しい傑作!ただのバンド映画ではない魅力を解説する。

2018/12/17
 
この記事を書いている人 - WRITER -
らい
地味にサラリーマンしながら、たまにアイドルに曲提供したりしてる人。 毎日つまらなくなってきたのでblogを始める。

きみは観たか?ハイスタの真実と心の物語を。

 

夏のAIR JAMで発表された、Hi-STANDARDのドキュメントムービー「sounds like shit」を観ましたか?

元々、リアルタイムで大ファンであった私は、特に思い入れのない彼女を引き連れて観に行った。

凄まじく正直でリアルな内容に涙が止まらなかった。ファンならもちろん絶対に観て損はないと断言できる。

上映中、鼻水をすすりながら涙目で隣を見ると、思い入れのないはずの彼女も泣いているではないか!

なぜ?(本当にびっくりした)

それは、メンバー3人が順番に心を病みそこから立ち直る話だからだ。

もちろん、優れたバンドヒストリー映画である。

本作の監督は映画初監督である梅田氏フックアップしたところもハイスタらしい。

その梅田氏がハイスタのこれまでの物語を膨大な映像資料の中からチョイスし編集し、個々にとったインタビューを織り交ぜただけの映画である。言ってみればそれだけ単純なものだ。

しかしその初出ばかりの映像はファンにはよだれもの。それだけでも胸熱。正直ファンならばそれだけでも満足したと思う。

さらにヒストリームービーとしてもよく出来ていて、インタビューと当時の映像の繰り返しだが全く飽きさせない。

ナイス!初監督である。

普通のバンドヒストリームービーならここまでだろう。

それだけではない魅力が突出しているのだ。

それは前述したが通り3人それぞれの心の再生(バンドの蘇生と言ってもいいかも)の物語だからだ。

これはただのバンドの話ではない。心と絆の再生の物語だ。

中盤以降、歯車の狂った3人がどのようにして再生したのか、それぞれが他の二人をどう見ていたのかが赤裸々に語られていく。

リアルタイム世代の私は2000年以降の壮絶な3人の関係性にもちろん涙した。

それは、大好きなバンドがもがき苦しみつつも前に進む姿を見て泣いたのもあるが、自分自身のしがらみや悩みや痛みを投影して泣いた部分もある。

悩みのない人なんて居ないと思うので、悩みが大きい人ほど刺さると思うし、共感が大きいと思う。

とにかく、全編嘘のない映画で、途中でここまで言ってしまうのか、、、と絶句する場面も多々あった。

でこぼこの愛憎入り交じった感情こそリアルだ。それを余すことなく、過剰なくらい突きつけられる。

そこがハイスタらしい。

都度挟まれるハイスタのライブ映像と歌詞で、さらに涙が止まらなくなる。

今悩んでいる人に観て欲しい。

個人的な話で申し訳ないが、私の彼女は最近仕事が忙しくて、心が病んでいた。

だからこの映画に連れて行ったというわけではない。しかしハイスタの映画だから前向きになれるだろうという思惑は少しはあった。

とはいえ、期待しすぎることなく、ハイスタのこと好きになってもらって、いつかライブでも行けたらなと思っていた程度である。

内容的に前述の通り、ハイスタのヒストリームービーとなっているので、これはハイスタのことを知らない人でもつまらない事はないなと序盤で安心した。そして私は私で映画にのめり込んだ。

途中、私がアホ面を下げて号泣していると、まさかの隣の彼女も泣いているではないか。(ちなみに泣いている人多かったです)

なるほど、ファンでなくても十分伝わる映画なのだ。

終わった後に、何故泣いていたか聞いてみると、もがく姿に自身を投影し、再生していく姿に感動し、そして力をもらったとのことだった。

本当のことが一番心を打つ。

ハイスタそれぞれ生き方そのままに、ともすればマイナスになるような正直をも吐き出した本作の特にインタビューシーンは誰の心にも響くのだ。

それは音楽がそうであるように、偽物は伝わらないし、本物はガツンと伝わるのだ。

彼女は喜々として観て良かったと言っていた。気持ちが楽になったと。

そしてなんと、仕事で今まで勇気がなくて出来なかったことを翌日やってみせたのである。

ファンでも何でも無かった彼女がである!!

これには驚愕した。

 

ハイスタの人を突き動かすパワーは音楽だけでなく映画にもあるのだ。ホントすごい。

ということで、全人類にお勧めです。

 

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